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平成29年9月(2017年)No.621

テレビ番組作りを身近に体験

                   合原 一夫

 去る8月29日、私が住むマンションに1台のマイクロバスがやってきてNHKスタッフ7名が下車。撮影機材や録音機材など運びだし、一旦集会所に陣取り準備開始。実は、半月ほど前からNHKから「発掘!お宝ガレリア」で大阪万国博解体を映像をテーマに番組を作りたいからと、東京からやってきて、色々とお話をし、映像も見て、台本を作られ、それに基づいて29日の撮影隊の一行の来阪となったわけで、その大がかりな体制にまず驚かせれられました。

 演出家は台本を自分の納得ゆくまで何回となく変更されました。彼の番組のねらいは、大阪万博の意義、工事にあたっての苦労、それを取り壊してゆく時の心情、意義、これが将来の万博へどう繋がるのか等々、一連の流れの中で少しでも話の説明が別の方へ行こうとすると、直ちにストップがかけられました。そして演出のねらいの方向へマッチした言葉だけを収録していくのです。この番組はドキュメンタリーではないのですが、番組作りとは、如何に台本(脚本)をしっかりつくり、それに向かって収録していくかの勝負のように思いました。カメラも超小型から肩乗せの大型まで5台位を常時使っていました。録音係も重い機材持ちと棒の先のマイクを扱う係と、そこは本職でアマチュアではそこまで無理です。結局はテレビ番組作りは、アマチュアの作品づくりとは本質的に違うことを身をもって体験しましたが、台本即ち私達の脚本はしっかり作ることの大切さを学んだ気がします。下記の通り放送されますのでよろしかったら見て下さい。

 ①放送局:NHK(総合1ch)

 ②番組名:発掘:お宝ガリレア(大阪万博解体映像)

 ③放送日:9月14日(木曜日)22時25分~50分。クローズアップ現代+のすぐ後です。

後日感想を聞かせて下さい。

 

9月例会のお知らせ

通常例会:第3土曜16日18時より。JR難波OCATビル4階、難波市民学習センターにて開催。

 第4土曜は秋分の日で、祭日、夜の貸室はありませんので止むなく1週間早めました。よろしく。

第2例会:9月は奇数月なので第2例会を行います。第3木曜日21日13時より開催。

 通常例会の後に第2例会あるのは珍しいことです。こちらは助言を得たい作品、意見を求めたい作品等歓迎、

 リバイバル、参考作品で勉強会開催。

 

OMC映像フェスティバルプログラム決まる

 ・日時 平成29年10月1日(日)12時半開場 13時開会

 ・場所 大阪市立 中央会館

この程行われた世話役会で、今年のOMCフェスティバルのプログラムが決まりました。

 プログラム:

 ①ふるさと晩夏 11分 岡本至弘           ⑧菩薩になった子供たち 12分 前田茂夫

 ②愛宕街道の旅 10分 宮崎紀代子          ⑨上町台地を歩く 10分 有村 博

 ③もう大丈夫!輝ける未来への旅立ち 7分 中村幸子  ⑩首都レイキャヴィーク 11分 華岡 汪

 ④もんてきて沖島 11分 高瀬辰雄           ⑪廃線紀行倉吉線 9分 江村一郎

 ⑤お酒になった名水物語り 9分 森口吉正       ⑫富貴八朔祭り 12分 河合源七郎

 ⑥千田祭 11分 紙本 勝              ⑬源氏物語絵巻 9分 関  剛

 ⑦コウノトリを育む 15分 進藤信男         ⑭梅田・この40年 13分 合原一夫

 

新入会員の紹介

 中川良三さん

 8月から入会されました。よろしくお願いいたします。

 

 

 

8月通常例会レポート

まだ残暑きびしい8月例会日26日いつもの学習センターで6時から開催。冷房が効いていて会場内は涼しくていい感じ。今月新しく、中川良三さんという河内長野市の方が挨拶代わりに作品持参で参加されました。

司会:合原、書記:高瀬、映写:岡本、録画:江村、受付:宮崎、華岡、掲示:紙本の各氏が担当。

 

出席者:井上、江村、岡本、紙本、河合、合原、進藤、関、高瀬、坪井、西村(光)、野田、華岡、

     前田、宮崎、森口、森下、山本、弓取、中村、中川(新入会)の21氏。

 

上映作品(今月の講評は高瀬世話役)

1. GLION MUSEUM(DVD)中川 良三  10分

今月新しく入会された中川さんが挨拶がわりにと出品された作品。大阪築港にある100年近い歴史を持ち、近代遺産として価値の高い赤レンガ倉庫を活かし昔のロンドンやニューヨークの町並みを演出、往年のクラシックカーの数々を展示するジーライオンミュージアムに行かれ、撮影された。赤レンガの建物とヴィンテージ車の取り合わせが何ともいえない雰囲気を醸し出しており、これをテンポの良いカメラワークで会場マップのイラストを挿入しながら軽快な音楽とともに紹介されている。クラシックカーファンならたまらない魅力あふれる作品に仕上げられている。一部ナレーションで説明されているが、車の名前をテロップで入れて頂ければ、もっとよく分かるのではないでしょうか。またラストシーンは港大橋で「終」となりますが、むしろ港のシーンはトップに持ってきて、そこからミュージアムへという使い方も出来るのではと思います。ビデオ歴5年で新しいセンスを感じさせる新人の方が入られ、これからの作品が楽しみです。

 

2. 花しょうぶ祭り(BD)江村 一郎  8分

トップシーンは天空の城で知られる朝来市の竹田城跡の石垣。歌謡曲のBGMが流れる中、俯瞰で町並みをとらえ、花しょうぶ、駅を離れる電車、寺町通りの石橋、鯉が泳ぐ清流、そして清流で遊ぶ子供たちなどが江村さんならではの映像表現で描かれ、祭りの雰囲気を盛り上げていく。この祭りは十数年前から毎年行われているようだが、ネットで見ると、毎年少しイベント内容は変わるようで、この作品では女性演歌歌手の歌や太鼓の演奏、よさこいソーランが登場して盛り沢山、にぎやかである。よさこいの踊り手の人数が少なかったり、初めて見る女性演歌歌手の歌、観客がまばらな感じが逆にこの町の雰囲気を表現しているというと町の方にお叱りを受けるかも知れないが、竹田城の城跡の素晴らしい映像とが不思議にマッチし、祭り情緒を十分に味合わせてもらえたのは江村さんの力量と思われます。

 

3. 遠山郷霜月祭り序説(前編)(BD)河合 源七郎  10分50秒

信濃の国遠山郷、飯田市上町正八幡神社で行われる霜月祭りを克明に描かれた重厚な作品。信州南アルプス、日本のチロル…下栗の里、そして雪の情景など情緒ある映像で祭りへと誘う。冬来ると誰が告げらん北国の時雨の雲に乗りてまします…と霜月祭り神楽唄に唄われているように全国の神々が集い、祭りが催される。カマドに火が焚かれ、祭りに先立ち周りを清める大宮清めから始まり、全国66カ国の神の名の読み上げ、湯立て、湯開き、そして五大尊の呪文、襷の舞、羽揃えの舞などの神事が進められていく。背景に写り込んでいる時計の針は2時近くを指しているが、おそらく午前2時ではないかと思われる。いつものことだが、昼夜を厭わず撮影される河合さんには感服します。やがて神事はしずかなれ、しずかなれという呪文とともに神のお帰りを唱え、舞人は陽気な表情で日月の舞を踊る。ここで「後編に続く」とテロップが入り終わる。全国の神々が戻り、地元の神様の宴と移る後編、どのように展開されるのか興味が募る。

 

4. 北アイルランド(BD)華岡 汪  10分56秒

イギリス、アイルランド島北東部の北アイルランドを訪ねられた作品。ホテルをバスで出発、おとぎ話に出てくるような家並みを通り、最初に訪れたのはマウントスチュアートガーデン。18世紀にリネン製造で財を築いたスチュアート侯爵が建造した邸宅と庭園。ストラングフォード湖に臨む豊かな自然に囲まれ、古い建物や動物の石像をはじめ、地中海の植物、アイルランドの草花で彩られた庭園は生垣で区切られている。スンクガーデン、シャムロックガーデン、スペインガーデン、ドードーテラス、メーリーガーデンなどそれぞれ趣の異なる庭を描写、豊かな自然の映像は癒されるものがある。そして再びバスで首都ベルファストへ。1906年に建てられたという荘厳な市庁舎をはじめ、かつてこの街の主産業だった造船業の建造物など、前半とは違った雰囲気。タイタニック博物館にはタイタニック号が造られたドックや船のミニチュア、船内の動画などがあり、興味深く飽きさせない映像が続く。マウントスチュアートガーデンの前半とタイタニック博物館の後半、分けて二つの作品に出来そうな内容です。

 

5. 彦根よさこい(BD)紙本 勝  8分

6月に彦根で行われたよさこいソーランの模様を撮影された作品。タイトルの後、「国宝彦根城築城410年祭」の垂れ幕があり、このイベントの一環と思われる。JR彦根の駅前から彦根城へ行く大通りで開催されたようで、道いっぱいに踊り手がカラフルな衣装でパワフルなよさこい踊りを演じる。これをさまざまなアングルで、踊る人の顔や旗のアップ、観客の表情などを交え、またアジサイの花越しのシーンなど季節感のある映像をインサートし、見応えのある作品となっています。ただ踊りの場所がほぼ同じだったのでしょうか、当然、撮影場所も限られ、背景に変化がなく、主催者も彦根城の前で演じるなど考えて頂ければ、作者も築城イベントにふさわしい、迫力のある踊りが撮影できたことと思います。

 

6. アジサイに彩られる救馬渓観音(BD)進藤 信男  11分55秒

紀州南部で最古、最大の開運、厄除けの霊場として知られ、白浜温泉にほど近い和歌山県西牟婁郡上富田町生馬の救馬渓(すくまだに)観音。あじさい曼荼羅園の2000坪の敷地には1万株のアジサイが植えられている。進藤さんは6月半ばに行かれ、アジサイはこれからが見ごろだったようだが、すでに咲いている花もあり、美しい花の映像をカメラに収められている。そして救馬渓観音境内の一の橋、龍王神社、本堂・大悲閣、馬頭観世音菩薩などを丹念に撮影。常陸国の武将で、この寺の中興の祖といわれる小栗判官助重の数奇な運命と、武将を懸命に支えた照手姫の物語、さらに二人の縁結びの神様などの逸話をナレーションで分かりやすく紹介されている。病気や悩みを遠くに放り去るというかわらけ投げをされ、すっきりした気分で帰られたようです。ただ、やはり1万株というアジサイの花が咲き誇るシーンも見たかった思いがします。

 

7. 五山送り火 左大文字(BD)髙瀬 辰雄  8分50秒

8月16日の京都五山の送り火のうち左大文字を撮影した拙作。いわゆる大文字は銀閣寺の後ろに山があるが、左大文字の後ろは金閣寺。その門前では焚かれる護摩木が売られており、早朝から賑わう。左大文字は他の送り火と違い、麓から松明行列を行ない、山頂で点火する。その準備が約500mほど離れた法音寺で行われ、午後7時から本堂の燈明の火を3mの大松明に移し、さらに地元の人たちの手松明に分け、行列を組んで山に向かう。そして8時15分、大の字に燃え上がる。撮影は金閣寺前のバス停付近。ラストは五山すべてを一年で撮るのは時間的、地理的に無理なので、これまでに撮影した如意ケ嶽の大文字、鳥居形、舟形、妙法を並べ終わりとしたが、もう少し余韻を残し、ひと工夫あってもいいのではという指摘を頂いた。

 

8. 東福寺・時の移ろい(BD)弓取 克弘  9分

通天橋の紅葉の美しさで知られる京都東山の東福寺に何度か足を運ばれ、制作された作品。東福寺の三門は禅寺としては日本最古のもので再建された本堂は昭和の木造建築物としては最大を誇る。その三門を背景としてタイトルが入り、手前の思遠池のハスの花が夏に近い季節を表現。そして青もみじが映える庭園へ。新緑がまぶしい木々。しかし季節は突然、紅葉の季節に移る。その後も丁寧に描かれているのに、この転換はあまりにも唐突で惜しい。時の移ろいというタイトルにふさわしく、ひと工夫ほしいところです。紅葉の描写は美しく、特に昨年から通天橋からの撮影は禁止となっており、この映像は二度と撮れない貴重なもの。通天橋から紅葉を写すカメラマンの姿も同様に二度と見られません。そして美しかった紅葉も散り、土に還る。ここから後編集の処理でモノクロにして冬枯れの雰囲気、時の移ろいを表現され、そんな中で仏の温かさを描かれている。作者の意図はよく分かるが、モノクロの場面はやはり雪のシーンで…という意見が聞かれた。なお東福寺には桜の木はなく、目立って春を表現するものがないのが残念です。

 

9. もう大丈夫!輝ける未来への旅立ち 2作品(BD)中村 幸子  6分57秒

九州福岡の不登校生専門のフリースクール玄海で高校生の関くんが一人立ちする姿を描いたドキュメンタリー作品。すでに3回再編集され、その都度、作品を映写し、先月の例会ニュースでも詳しく書かれているので内容の詳細、講評は割愛。今回は10月の映像フェスティバルで上映作品に選ばれたが、起承転結を分かりやすくする編集の方がいいのではという意見があり、再編集して持参され、トップが卒業式のシーンから始まるこれまでの作品と見比べるため、例会時間に余裕があったことから二つの作品が映写された。

 

10. 八戸三社大祭(BD)山本 正夢  10分20秒

7月末から5日間、青森県八戸市で行われた八戸三社大祭を撮影された作品。荒々しい波の種差海岸の風景から始まり、ウミネコの繁殖地、蕉島のウミネコの映像で本州の北の端での祭りのイメージが膨らむ。しかし祭りは2016年にユネスコ無形文化遺産に登録された290年続く、おがみ神社、新羅神社、神明社三社による東北地区最大の祭り。前夜祭では今年の山車27台が並ぶ、民話や歌舞伎から題材をとった人形や絵で飾られた巨大で派手な山車は幅8m、高さ10mにも及ぶそうだ。ライトアップされ一段と華麗で幻想的。一夜明け、祭りは出発の神事から始るが、山本さんはこの祭りを順を追って丁寧に撮影されており、獅子舞による法霊神楽一斉歯打ち、虎舞、駒踊り、笹の葉踊りなどと続く祭りの行列を描写。そして巨大な山車の行列は圧巻、山車の上で太鼓を叩く女性や祭りの人形の艶やかさに見惚れる。行列の映像は単調になりがちだが、太鼓を叩くシーンの残像効果や再生スピードを変えるなど編集の巧みさで見せて頂き、八戸三社大祭を堪能させてもらった。

 

YouTubeへ作品をアップロードしてみませんか(再)

 作品を例会以外で見ていただく方法の一つにYoutubeへアップロードしてOMCのホームページにリンクして載せる方法があります。その方法は下記からみられます。(前田・坪井記)

下記のリンクから入って下さい。

28-09-youtube-upload.pdf へのリンク

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