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HP 担当

:合原 一夫  560-0085 豊中市上新田4-16-1-33

:関   剛  532-0011 大阪市淀川区西中島1-2-24

:前田 茂夫  573-1171 枚方市三栗1-18-20

:坪井 仁志  559-0033 大阪市住之江区南港中5-6-22-703

平成30年8月(2018年)No.632

例会運営のあり方改革の時期か

 

 わが大阪ムービーサークル(OMC)の活動の歴史は、本会報が632号であることから考えても、恐らく日本で一、二を争う歴史を誇っています。一時ハガキで例会ニュースをすませた時期もありましたが、ほゞ一貫してB4版二つ折表裏印刷4頁体制を維持してきた(最近第2例会が奇数月に行われるようになり、その月は6頁)のですが、皆さん高齢化に伴い広報担当、書記担当の負担が大きいという声が聞かれるようになってきました。

 OMCニュースは、会の運営の記録であり歴史そのものであることから過去のニュースもパソコンに取り込んで保存してあり、いつでも過去の例会ニュースを公式OMCホームページ・アーカイブから取り出して見る事が可能です。このOMCニュースを全くなくすことは出来ません。

 そこで一旦、ここで立ち止まって見直すことにしました。負担を少なくする方法を考え、執筆担当者と打ち合わせて実行します。

 また、インターネットが発達しているので、ネットで配信してコストを下げることも考えたいと思います。

近くアンケートを取って、従来通りの紙によるニュースを望む人、メール便による方法(添付方式になるか)、

またはOMC公式ホ-ムページのアップロード完了をメール連絡して見て頂くホームページ閲覧方法、でよいのではという人をはっきり区分する手筈をととのえます。調べると他のクラブも可成りのところがメール便(カラー写真入り)になっているようです。HP版例会ニュースを手元に残したい方は自分で印刷して残していただきます。

 一方、例会も夜の出席は怖くなってきたとか、しんどいとかで、昼間に変更できないかという声もあがってきています。現在通常例会は第4土曜日18時より開催していますが、昼間にすると会場確保に課題があるものの、やれない訳ではありません。ですが平日ですとまだ働いている方がいたり、第4土曜の昼間だと既に別の会合があって都合が悪いという人もいて、今のところ第2土曜の昼間に通常例会を行うのは如何かという声が集まってきています。いずれ総会(1月)決議が必要ですが、会場申し込みは3ケ月前なので、早めに決めたいものです。

ご意見をお寄せ下さい。

 

8月例会のお知らせ

第2例会:8月は第2例会はありません。

通常例会8月25日(第4土曜)18時より、難波市民学習センターにて。

      まだ残暑厳しい季節ですが、会場は冷房が効いています。

      何か羽織るもののお持ちをお薦めします。どうぞお越しを。

 

撮影会作品コンテスト結果

 去る4月14~15日(土日)行われたOMC恒例の一泊撮影会は「近江八幡日牟礼八幡まつり」をテーマに行われ、9名の方が参加されましたが、その作品の公開審査が7月第2例会20日(金)午後13時より15名の会員諸氏が集まって行われました。出品は7本、結果は次の通りでした。

 

撮影会作品公開審査結果発表

  ・最優秀賞  高瀬辰雄   22票  松明まつり        8分30秒

  ・優秀賞   紙本 勝   20票  近江八幡まつり    12分00秒

  ・秀作賞   進藤信男   16票  松明まつり      13分45秒

  ・努力省   関  剛        日牟礼八幡火祭り   14分30秒

  ・努力賞   江村一郎        八幡まつり・宵宮     8分20秒

  ・努力賞   中川良三        八幡祭り「松明祭り」   14分2秒

  ・努力賞   岡本至弘        春色近江八幡       9分40秒

 

上の通りの結果となりました。終了後各賞それぞれに合原会長より記念品(BD-R)が贈られ、拍手で祝福されました。続いて進行役を務められた関剛幹事より前半の講評があり審査会を終了した。

 

撮影会作品講評(関 剛)

 1位だった高瀬作品は、よく観察して要点を撮られており、途中雨で他の人はあまり動き回っていないのに、

 よくあちこち動いていいカットを撮られている。

 2位の紙本作品、解説入りで第三者にも祭りの概要が理解しやすい様う、判りよく編集されていてよかった。

 3位の進藤さん、撮影会の他3度も撮影に行かれ、奥行の深い作品とされた。

 また江村作品は細かいところをよく撮っておられ、印象に残る作品となっている。

 中川さん、判り易くよかったがいらんカットが多くみられた。もっと簡単に纏めたい。

 岡本さん、出だしからよく撮っておられ、よく出来ていたと思う。

 私(関)のは今回は自信作でないので何も言いません。皆さんご苦労さんでした。

 

7月通常例会レポート

 連日猛暑が続いている。広島、岡山、愛媛など西日本水害の被災者の方々には心からお見舞い申し上げます。ボランティアの皆さんの献身的な行為には唯々頭が下がるのみです。さて、7月例会は28日(土)いつもの例会場で午後6時から開催。異例のコースを辿る台風12号が大阪に来襲しようとする前日(29日)の開催となった。そのせいであろうか出席者は12名、出品本数も6本と最少の数字。上映終了も定刻1時間前の8時頃に早く終わったので早々に散会した。

司会は、進藤氏、書記、前田氏、上映、岡本、坪井の両氏、メモリ記録、江村氏、照明係、華岡氏、

掲示は紙本氏の担当で進行した。

 

出席者:江村、岡本、合原、紙本、進藤、関、坪井、高瀬、中村、華岡、前田、山本の12氏

 

上映作品(今月の講評は前田世話役)

1. 三江線(BD) 紙本 勝  14分45秒

本年3月31日に廃線となった三江線を作者は再び訪問され、今の様子をカメラに収めてこられた。副題に廃線ぶらり歩き No15とある。廃止後のレールはあちらこちらに「立入禁止」の立て看板が掲げられている。島根の江津と広島の三次を結んでいたが、開通当時から乗客が少なく、曲がりくねっていて時間もかかり廃線の運命にあると囁かれていたとか。民放のニュースや地元住民のインタビューもきっちり収録されており三江線を偲ぶいい作品に仕上がっている。構成上前半は廃線を歩きながら辿り、後半は現役運転時代の映像が挿入されているが、その割合が多く廃線メインの作品とは云い難いようだ。後半の現役部分を少なくし、回想風に周囲をぼかすとかして廃線歩きを強調して欲しかったと思います。しかし鉄道好きには魅力のある記憶に残るいい作品に仕上がっています。

 

2. 余部クリスタルタワー(BD) 江村 一郎  7分40秒

余部には作者は寝台特急「出雲」の廃止前後から何度も訪問されている。余部も新きょう梁、新駅が作られ大きく変貌した。地元民の利用は他地域と同様で学生、観光客が中心のようだ。しかし観光客もほとんどが車で訪問し、列車利用は少ない。旧鉄橋時代は乗り鉄、撮り鉄が非常に多く賑わっていたが、鉄橋廃止後は鉄道ファンの姿は殆ど見かけなくなった、そこで県や町が主体となって、道の駅を作り、公園を整備し、今回その仕上げとしてエレベーター設置となった。それを記念して開催されたイベントを中心に現在の余部駅と余部きょう梁を描いた作品。香住~浜坂までバイパス道路も出来て、余部へはわざわざ寄り道しないと行けなくなった余部集落。ライブカメラで観察しているが鉄ファンは全然いなくて観光客がちらほら見える程度。イベントをやって客を呼び込まないとなかなか大変のようだ。一つの地域から消えていこうとするものを必死に繋ぎ止めておこうとする地元の人々の願いが伝わってきた。余部を知る者にはその変貌ぶりが伺えて懐かしくなる作品となっている。

 

3. ハフパト修道院(BD) 華岡 汪  11分17秒

南コーカサスのアルメニア共和国にある世界遺産の修道院を訪ねてこられた。華岡作品は毎回ヨーロッパの珍しい地域を旅され見せて頂けるので楽しみのひとつ。アルメニハは四国の1.5倍あまりで大きい山々に囲まれた山岳国だそうだ。人口320万人、歴史は紀元前1世紀アルメニア王国まで遡る。ローマ帝国とペルシャ帝国に挟まれ小国の悲哀を味わってきた。宗教はキリスト教で周辺のイスラム教国からは迫害を受けたとか。パフパト修道院は970年頃建立されたビザンチン様式の古色蒼然な建築物である。中世のゴチック様式教会のような華美さはないが、歴史を感じる名建築であろう。アップの場面は静止画にして手ブレを止めているが、そこに人物が写っていると違和感を感じる。観光なので地元住民の姿や話を入れることは難しいでしょうが、同行観光客の感想が少しでも入るとさらに親近感のある紀行作品になるのではないだろうかと感じた。他国の支配を受けてきた小国ながら、力強く生きてきた国民はキリスト教徒の忍耐強さと生活力に感心させられたと結んでおられる。またヨーロッパの知識が一つ積み重なり感謝しています。

 

4. 残光の塒(ねぐら)入り(BD) 進藤 信男  10分15秒

今春の課題コン「光」と同じ情景シーンを採用したが、今回のテーマは「光」でなく水鳥をテーマに作ったとか。まず「ねぐら」:塒の文字になじみがなかったので、辞書から紐どいてみた。鳥のねるところ、とあった。副題は「越冬飛来のハクチョウたち」とあり、鳥類に大変詳しい作者らしく、撮影に苦労されてであろう美しいシーンの連続で印象的な作品に仕上がっている。コハクチョウ、オオヒシクイ、オオハクチョウなど。コハクチョウとオオハクチョウは双方が並んでくれない限り素人には判別が難しい。繁殖地がコハクチョウは4000Km離れたツンドラ地帯、オオハクチョウは3000Km離れた針葉樹のあるタイガ地帯。こんな遠方から越冬にやってくる水鳥たちへの心からの愛情が感じられる秀作である。「秋には また元気に会いましょう」のテロップでエンディングにすれば非常に印象的な作品になったと思います。続けてテロップで「残光」を説明し、日本野鳥の会のHPからの「鳥の生態の一部」を紹介されますが、これはなくても良かったのではと思いました。この作品では「終」の文字を使わなくてもいいのではと思います。しかし作者の水鳥への愛情がひしひしと伝わってきました。

 

5. 京都御所の糸桜(BD) 高瀬 辰雄  6分30秒

糸桜はシダレサクラの別称だそうで、御所では糸桜と云うそうです。この御所の糸桜を、平日の午前6時から7時の間に撮ってこられたとか。これほど人の居ない御所は新鮮過ぎて地元民以外では撮れない映像です。逆光光線に映える桜はことのほか美しく、ボケの味もいいとのコメントや、小鳥ヤマガラ?のカットが多いので少し整理した方がいいのではとのコメントもあった。出来れば風の日にもう1回出掛けてもっとすごい花吹雪のシーンをゲット出来ればさらに印象的なストーリー性のある作品に仕上がったのでは、と思いました。

 

6. 馬祖巡礼(BD) 山本 正夢  8分20秒

媽祖は中国各地、台湾、ベトナム、日本において信仰されている女神。今回はこの5月上旬に台湾で盛大に行われる媽祖巡礼の旅を取材して来られた。台湾北部の白沙屯から台南-北港朝天宮までの片道200km、往復400kmを8泊9日をかけて巡礼するというなかなか決心のいる旅だそうだ。国民的大行事のようで大勢の巡礼者が街中を歩くさまは壮観。5月初旬とはいえこの日は37度を超す暑さの中で「人々の信仰度が試される過酷な巡礼」とテロップが入る。食事や飲み物、マッサージを無料提供する応援もあるようで、日本の四国八十八か所巡礼お遍路と相通じるものがあるようだ。さすが台湾らしく道中の道路上では爆竹を鳴らし盛り上げる。何とも派手な巡礼の旅です。つい四国巡礼と比べてしまいましたが、台湾の媽祖巡礼は国民性がよく出ていて大変興味をそそられました。編集的にはべっとりとBGMを流すのではなく、爆竹の場面などではSEのみとしてBGMをカットして音声にメリハリを付ける方が印象が残っていいでしょう。

 

7. 或る港にて(アーカイブ)合原 一夫  17分

OMC1979年(S54年)度の撮影会作品。かつてのOMCではドキュメンタリーをテーマにした撮影会が企画され印象に残る作品が幾つも作られた。思うに40数年前は各地の稀有なモノづくりをする人物にテレビは手付かずであったが、時代が進むとともにテレビが抑えてしまっており、アマチュアが訪ねて行っても「テレビが来たよ」とか「体よく門前払い」されたりしてアマの手掛けられる人物が大変少なくなっているのではないか。このテーマは川畑前々会長の企画で大変印象に残っている。テーマは有田の木造船船大工と大型定置網漁とであった。多くの参加者は定置網と木造船制作の両方を入れ込んで作っていたが、合原さんは船大工に焦点を絞って作られている。作品制作にはテーマを絞ることが必要と、合原会長は常々言われているが、この時からの主張であったのかと改めて感じ入った。故川畑会長は、船大工夫婦を京都に招待し、祇園祭の舟鉾を見学してもらって、改めて木造船の神髄を学ぶという川畑流創作だったがそのシナリオの独創性に感嘆したことを昨日のように思い出された。

 

7月第2例会レポート

 7月第2例会は20日(金)13時よりいつもの会場にて開催。前半は撮影会コンテストの部、撮影会には9名の参加があったが、コンテストには7名の方が出品、くじ引きで上映順を決め、関氏を進行役に。書記合原氏の担当で作品上映、出席者は1位3票、2位2票、3位1票の持ち点で投票結果は別項に発表した通りとなった。

 引き続き第2部は一般作品上映に移った。

司会、合原氏、書記、紙本氏、上映、河合、進藤の両氏、メモリ記録、江村氏、

掲示は紙本氏の担当で進行した。

 

出席者:植村、江村、岡本、蟹江、紙本、河合、合原、関、高瀬、中川、中村、宮崎、森下、山本の14氏と

     一般作品6本。

 

上映作品(今月の講評は紙本世話役)

1. 日本人が遺したもの  山本 正夢  9分20秒

台湾の高雄を中心に取材された作品。台湾は1895年から終戦まで日本の領土でした。従って日本人が築いた施設などが多いようです。崇徳天皇を祭り、狛犬が印象的な高雄神社、旧高雄駅、博物館となった市庁舎、続いての台湾糖業博物館は元製糖工場で台湾の産業に大きく貢献しものの今は廃墟のようで、旧5千円札の肖像になった新渡部稲造が技師として糖業発展の基礎を築いたそうです。鳳山無線電信所は後、政治犯の収容所になったとか、水牢・独房がわびしい。ある漁師の網に掛かった頭蓋骨を祀つたが、第38哨戒艇の太田艦長である夢をみて船を祀ったのが異色の保安堂、且つての振武舘は武道場として小さな子供から大人まで利用されている。これらの施設を詳細に取材撮影されていて、日本人が遺した遺物を例え廃墟であっても撤去もせず利用などしている事がよく判り、親日の国と言われる所以かと思われ非常に参考になる作品で、興味深く拝見しました。

 

2. 2017阿波踊り  江村 一郎  7分20秒

徳島駅に列車が着く。暑そうな駅前は雑沓となり阿波踊りの連が練り歩く。桟敷席のある大通りは避けたとかで川縁の特設舞台に移る。水辺で観客は少しは涼しいかも。そしてアーケードの有る商店街へ、照明が少々暗いというのでしばしの間を白黒映像にしていますが、暗さも味があって良かったと思いました。続いて太鼓や鉦の音が響き渡る街中に移りますが結構賑やかです。

ところで江村さんは「よさこい踊り」の作品が多いので、ニュアンスの違う「阿波踊りをどのようにう処理されるか些か興味がありました。同じ様に編み笠を着けても「おわら風の盆踊り」は哀愁的であり「よさこい踊りは躍動的で、「阿波踊り」は集団美を見せる様ではありますが、それは振りの違いは当然ながら、表現の仕方の違いなのでしょう。まあ、そんな事でこれらの違いは別として伝統のある踊りを観客共々皆なで楽しんでいるというのに合わせた撮影と表現の仕方は矢張り江村さん独特のもので変わりませんでした。そして何時もの様に楽しく見せて頂きました。

 

3. 住吉神社ぶらり寸写  蟹江 利一  6分10秒

春の桜の時季に住吉さんを訪れられました時季を問わず参拝の人は結構おられる様です。ぶらり寸写ですから風景が主体だろうと思いましたが、某クラブの撮影会だった様で賑やかにスタート、モデルさんが歩き太鼓橋を渡り、遠景を眺めたところで「年でついて行けず棄権」とのこと、私も同年輩でもう無理は出来ずぼちぼちで良いのですが、もう少し頑張って貰ったらと惜しく思われました。その後おみくじ売り場へと続きます。この後運良く結婚式の行列に出会われ目出度いこととエールを送り見送っておられます。住吉さんは大阪市内でもあるわけでいつでもお参り出来るように思えるのですがそれが中々腰が上がらないもので矢張り出かけようという心掛けが大事であると感じさせられました。

 

4. 祇園祭・長刀鉾  高瀬 辰雄  14分30秒

祇園祭りに精通されている高瀬さんは長刀鉾を取り上げて作品にされました。7月1日のお千度の儀から始まり、稚児の太平の舞、そして10日からの鉾の組み立てです。手際よく組み立てられる様子が詳細に撮られており、暑い中での苦労がよく判ります。組み立て3日目長刀鉾のいわれとなった大長刀を取り付ける真木が大勢の人達で運ばれます。巡幸の様子を何気なく見ていると雅やかさは判るのですが、長さが20mもあると言う大木で驚きです。大きな車輪が取り付けられて、午後は曳き始め、喜びが伝わってくる様です。13日から宵宮、矢張り長い伝統を誇る大きな祭りであることが見てとれます。17日はいよいよ巡幸、くじなしでの先陣を受け長刀鉾のみの稚児の注連縄切りで神域に入り威風堂々と言うか、厳かに華やかに巡幸する姿に誇りを感じました。これをまた何日かに亙って撮影された作品は見事でした。

 

5. あれから7年  中村 幸子  9分55秒

「災害は忘れた頃にやってくる」と言いますが、東北大震災から7年、2週間前には西日本豪雨災害で、多くの犠牲者と、家屋の倒壊・流失などの惨状は実に痛々しいかぎりです。災害などに対する備えを怠らない様にと言われても、つい他人事の様に思われてしまいがちですが、それを他人事とせず、南三陸町を訪ね、親身になって被災者の取材を続けられた作品は、完成を目指して改作を重ね4回目の上映でした。

作品の内容や構成などについては3回のアドバイスなどがあったので控えますが、最初の15分だった作品は改作で5分余り短縮されています。そして今回はタイトルも変更されています。結果はすっきりした様にも感じられ、語り部の願いや被災者の思いを伝えたいという作者の意図するところがより鮮明になったのではと思われます完璧さを目指して改作を重ねられる意欲と実行する努力に頭が下がります。

 

6. 松明あかし(アーカイブス) 紙本 勝  10分00秒

火祭り」「那智の火祭り」と共に日本の三大火まつりに選ばれる(野沢温泉の道祖神祭りとするときもある)この祭り福島県の須賀川市で行われ、長い伝統があり、30本の松明はそれぞれ10m余り会場まで担ぎ込まれて、

2時間近くにわたって夜空を焦がす見ごたえのある祭りです。

 

西日本大水害に思うこと

何とも痛ましい限りです。本当に天災だけなのかと、人災の要因はなかったのか等々真剣に考えてしまいます。あるテレビで河川専門家の言によると、河川の浚渫をしなくなったことも一要因だろうといいます。浚渫をしないと川床が高くなり流量が減少して氾濫の危険性が増すとのこと。かつて枚方に越してきた昭和50年代の後半では淀川でも浚渫し、砂利を採取していました。しかしその光景も見なくなって35年近く経ったようです。浚渫をしなくなったのは環境破壊、下流の漁業権者の反対などいろいろあるようですが、川床が高くなっているのは事実でしょう。この指摘に思わず大納得しました。今回の惨状を見て淀川・枚方付近はどうなのかと改めて考えさせられました。平成28/1月に発表した拙作「もしも淀川が決壊したら枚方は…」を思い出してしまいました。

もしもそんな事態が起これば、枚方は水没し、拙宅は2階まで浸かるし、枚方のみならず、寝屋川、門真、守口さらに大阪まで水害が及ぶというパニック作品でした。これは私の想像ではなく、明治18年に淀川が枚方で決壊し大阪まで被害が及んだという事実に基づいて作ったものでした。その後「新淀川」が開削されたが、大正6年に高槻方面(淀川右岸)が大決壊。さらに昭和28年の洪水では枚方、高槻は助かったが、今度は宇治川が決壊し久御山方面で大水害が起こりました。淀川は明治以来3度も大水害を起こしています。このような史実を知っているだけに、西日本大水害の悲惨さには心が痛みます。(文責 前田)

 

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