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平成30年7月(2018年)No.631

新しくビデオ雑誌が創刊

  市民ビデオ研究会「ビデオゲルニカ」の発行

 ビデオサロンのクラブ便り欄が廃止されることもあって、アマチュア映像界のニュースが消え淋しく思っていましたら、このほど小林はくどう氏より、ビデオ雑誌を創刊しましたとの連絡が入り、実物とチラシが入っていました。広告も一切とらない自費出版だそうで、A5サイズ80頁のものを春秋2回発行するとのこと。内容を見るとアマチュア界の記事がほとんどで顔見知りの方々が多く執筆されています。各地の公開映写会の感想記事など参考になりそうです。

 広告を取らないで採算的に成り立たせるには、ボランティアによる執筆協力体制が軌道に乗ることが前提ではないでしょうか。そのため友の会を設立して年会費2,000円のビデオゲルニカ友の会会員を募集しています。また年2回の雑誌は書店では扱われず、直接読者に1,000円(送料込み)で販売するという基本方針のようです。

 内容を見れば編集長に元玄光社編集部に在籍され、その後フリーのライターに転じられた山名一郎という方が編集を担当されています。私の方にもチラシ一式と見本の雑誌が送られてきています。ぜひ友の会会員になって頂いて雑誌(一部千円)を予約してほしいとの依頼です。

 世の中すっかりネット時代になり、紙の媒体が消えてしまうというのかという危機感がありましたが、何か原点に戻ったような気がして、高齢者の一人として応援したく思いました。会員諸氏も応援して下さい。

 創刊号の主な記事:①巻頭言 小林はくどう「市民映像の時代を豊かに」 ②市民映像上映会を観て、大いに学び、語ろう「大和映像まつり鑑賞記」「町田映像鑑賞記」「湘南映像サークル発表会鑑賞記」 ③ビデオクラブの活動「テレシネ活動」市川映像協会 ④私とビデオシリーズ、内田一夫、大隅楠夫、蒲宏樹、金子喜代子他 ⑤私のビデオ制作道具 ⑥対談ほか。(合原)

 

7月例会のお知らせ

第2例会7月20日(第3金曜)いつもの例会場で13時より、撮影会公開審査ほか。

通常例会7月28日(第4土曜)18時より例会場で、秋の公開映写会の作品選定は7月例会までの作品から

      行いますので、出品予定者はお忘れなく。

      暑くなりましたが、いつもの例会場は冷房完備、何か羽織るものもどうぞ。

 

9月より第2例会は 木曜日に戻します

 7月の第2例会は予定通り第3金曜20日に開催し、撮影会作品コンテストを実施いたしますが、今後奇数月に行われている第2例会は、元の通り木曜日に戻します。意見を聞いたところ、金曜は何かとイベントや会合が多いため、木曜の方がよいとの意見が強かったように思います。従って9月第2例会は20日となります。各自予定表に書き加えておいて下さい。

 

時代について行けなかった名門クラブの解散

 私が東京にいる頃、8ミリ映画の講座を師岡宏次氏より教わり、それら門下生で発足した「東京エイトクラブ」 後に「東京映像」と名を変えましたが、川上勝悟会長のもと名門クラブとして君臨していたものです。毎年新宿西口の安田生命ホールで発表会をやっていました。このクラブも高齢化と会員減により今年で解散するということです。東京アマ連の名簿から消えました。

 いま一つの名門クラブ「山岳映画サロン」も今秋の発表会で惜しまれながらも解散という話です。この山岳映画サロンは、山の映画を東京、横浜、高山、松本と発表会をやるのを目標に活動してきた毛色の変わったクラブでしたが、ここも撮影者の高齢化で作品が揃わなくなったのが一原因とか。

 いずれにしても、かつての名門クラブの衰退は、わがOMCにとっても他人事ならじ。これらを教訓に今後の対応を考えたい。(合原)

 

6月通常例会レポート

 6月例会は23日、梅雨のさなか。今日もどんより時々小雨の日。こんな時こそ皆集まってわっと楽しみたいものだが、出席者は19名どまり。ひと頃の24~25名の例会参加者はもう戻らないのか。

 今月の司会役は柴辻氏が担当だったが、お休みなので急遽、合原会長が代役で司会担当、書記、河合氏、

映写、坪井氏、メモリ記録、進藤氏、受付兼照明係、華岡、宮崎の両氏、掲示、紙本氏。

 

出席者:井上、江村、岡本、紙本、河合、合原、進藤、関、高瀬、坪井、中川、中村、華岡、前田、宮崎、

     森口、森下、森田、山本の19氏と作品12本。

 

上映作品(今月の講評は河合世話役)

1. 首都トリビシ旧市街・ジョージア共和国  華岡  汪  9分44秒

華岡さんの今月の旅は、ジョージア共和国の首都トビリシの旧市街である。ジョージア共和国とは聞き慣れない国だと思ったが、大相撲の新しい大関「栃ノ心」の出身国。旧ソビエト時代の国名「グルジア」を、英語由来のジョージアに2015年変更された。作者は今回このジージア共和国の首都トビリシを訪問された。

トリビシは新市街と旧市街が混在していて、街の景観も新旧入り乱れてまちまちの模様。歴史的建造物を紹介するにも、キリスト教、ユダヤ教、グルジア正教会等があって理解は大変だ。破壊と再建が繰り返されたアンティスハティ教会、そしてグルジア聖教の大本山シオニ大聖堂、更には2004年新築されたサメバ大聖堂と続くが、歴史と宗教の素養を持たない我々に、その文化を理解させるのは随分と苦労された様だ。

 

2. 和田諏訪神社の霜月祭  河合 源七郎  13分33秒

先に「遠山郷霜月祭序説」として飯田市上町正八幡社の霜月祭を紹介したが、今回は和田諏訪神社の霜月祭をとりあげてみた。ここでは笛は用いられず、一切は諏訪太鼓によって神事が進行する。湯立の釜は竈ではなく五徳が用いられているのも珍しい。本宮の日の昼過ぎに祭りが開始され、夜半には終了するという試みを、他の神社に先駆けて試みている点でも、遠山郷の中でユニーク存在なのである。

ただ、慌てて編集したせいか、テロップ、ナレーション、BGMなどの多くの点で不備が多く反省している。改めて再編集の上ご批判を仰ぎたいと思っている。

 

3. 銀の馬車道  紙本  勝  12分45秒

明延鉱山から生野銀山への道を「鉱石の道」、生野銀山の金香瀬坑道から銀の積出しの飾磨港までのトロッコ道」は「銀の馬車道」呼ばれた。このトロッコ道は、当時の最新の土木技術を導入して明治9年に完成、明治28年播但鉄道が開通するまで、丹波と播磨を結ぶ高速産業道路として地域の発展に多大の貢献をしたという。江戸時代から近代に至るまで、石見銀山とともに日本の財政を牛耳ってきた生野銀山の、銀の搬出の道をたどり、作者お得意の健脚振りを発揮して、とうとう飾磨港駅跡まで歩き通された。その健脚振りには脱帽の他はありません。

 

4. 平安のロマンスを秘めた勧修寺氷池園  進藤 信男  9分14分

京都山科にある「かじゅうじ(または「勧修寺」)に纏わる藤原高藤と豪族宮道弥益の娘「列子」との恋物語が「今昔物語」、「今は昔・・・」で始まる「説話集」に登場し、更にはこの話が「源氏物語」に「光源氏と明石の君」のモデルとして描かれているという話が、「氷室池を中心とした氷池園」のモノクロ画面で語られているのも洒落ている。

物語の真偽はさておき、皇室と関係の深かった勧修寺は、皇室下賜の建造物や仏像の名品が揃い、ハイビャクシンやナンテンなどの植物相も豊で、一度は是非訪れたいお寺だ。司会者からは、「あまり知られていないお寺を取材し、よく纏められている」とのコメントがあった。

 

5. よさこい曼荼羅  江村 一郎  8分30秒

「曼荼羅」とは、9世紀後半インドで生まれた後期密教が、経典に基づく諸仏諸尊の姿を、様式的に示した図像で描き、その思想を曼荼羅の構造によって説こうとしたものです。それが日本では、密教の経典によらない諸仏の図像や文字列にも、「曼荼羅」の呼称を用いる派生的な用法が生じ(ウイキペデイア)、更に「曼荼羅」を密教(仏教)に関係のない集合体の「すべてのもの」にも使われる様になったと私は理解しています。

今回江村さんは故郷高知の「よさこい踊り」の総てを、「たった10分足らずの映像で語り尽くそうという冒険に、チャレンジしようとされたと私は理解しました。さすがは江村さん、随所に素晴らしいカットを織り込んで、「よさこい踊り」の全貌を描いておられます。ただ、私なりに気になった点がありますので、ご参考までに以下に書き留めておきます。

1花火は最後の場面だけでよいのてはないか。

2.黒い衣装の一団が出てきて興味を引いた。珍しい鳴子を持っていた様だが、そのアップ画面は無いのか。そして彼らの主張は何か、少し突っ込んで見たかった。

3この作品では、「映像の世界では常識であった繫ぎのカットを取り除き」観客の視点を「江村さんの主張する画面に集中させる」、そして画面の切替え、音楽の切替えも、繫ぎは使わずに、突如変化させて江村さんの主張を明確にしてみては。

3従来「よさこい踊り」の画面構成のメインであった、「流しの場面は一回だけ」と、常識を破った編集をされたら、どんな作品になるだろうか。

一度是非見てみたいと思うのは私の我が儘だろうか。妄言多謝

 

6. 賀茂の流れ  森口 吉正  9分10秒

京都・上賀茂神社から流れ出る御物忌川、そして御手洗川は橋殿で合流して「ならの小川」と名を変え、上賀茂神社の森を潤します。やがて流れは「明神川」と名を変えて、上賀茂神社の神職が住まう「社家町」へ流れて行きます。清らかな流れに沿ったこの町並みは、昔から私の好きな通りで、よく散歩したものです。

しかし、私には、この「町並みと明神川」で映像作品を作ろうというセンスは持ち合わせていませんでした。特に明神川の流れが、社家(特に西村家)に取り込まれ、そこで社家の人々が静寂の世界を展開されていたとは夢思いませんでした。森口さんに全く脱帽です。

 

7. アレグリア  坪井 仁志  6分00秒

Alegriaはスペイン語で、英語で「Joy」日本語では「喜び」或いは「歓喜」といった意味。 アレグリア(Alegria)はCirque du Sooleilのアルバムの一つで、20年間に5,000回以上全世界(勿論日本でも)で上演されたという。(以上ウイキペデイアから)

この春坪井さんは、某ビデオクラブの撮影会に参加され、この作品をものにされたという。撮影会の場所は映像を見てすぐ判るように、春の住吉神社界隈です。

 

8. 苦労さん(アーカイブ)  合原 一夫  13分30秒

ヒマラヤトレッキングにおける、ネバールのシェルバーやボーターの活躍振りを、感謝の気持ちを込めて描かれた合原会長の名作。2度目のヒマラヤトレッキングだったので、撮影は最初から貧しいネパールの彼らの働きぶりを中心に取材され、撮影(題名の所以)されたらしい。

撮影は平成12年、この作品は玄光社の【旅の映像コンテスト】でグランプリを得ているのはご承知の通りです。映像とは、準備と調査、取材に回を重ねる努力が如何に必要だかと、改めて痛感した次第です。(この項は例会とは別に、会長から取材したものです)

 

9. 澎湖島  山本 正夢  11分10秒

澎湖島は高雄からのフェリーで6時間。作者は着くなり澎湖魚市場の紹介から始めた。魚市場は大忙し。その盛況振りが伺える。私の知らない魚も多くあるようだ。

さて海岸線に出て、エンジェルロードのテロップが出ます。多くの人々が細い海岸線を歩いて渡っている様だ。丁度日本の鎌倉で江ノ島に多くの人が渡っているようです。

画面が展開すると、玄武岩が林立していて、「大菓葉」というテロップがでます。桁外れの玄武岩の林です。

風が強いのでしょうか、建物は石積みが多いようです。「清の砲台」、「日本軍上陸記念碑」、5千人の上陸地・・・等々要所は何かコメントがほしいと思いました。

 

10. ベルギー・ブルージュ散策  中川 良三  8分32分

ベルギーのブルージュは、13世紀に毛織物交易で栄え、入り組んだ運河、凝った装飾が施された家々等、中世の街並みが残っている観光地ですが、何と作者が訪れられたのは今年の3月、日本では極寒の気候でしょう。

凍った街路や運河、そろそろと歩く観光客の重装備の冬姿にもよく表れています。「中川さんの作品も纏まってきたな」という会員の皆さんの評判も耳にするようになりました。就中ナレーションを自力に切り替えられたのは成功でした。

そこで、ツアーの旅では難しいことを承知の上で少し注文を申しあげますと、それは画面に変化をつけることです。「目線」に高低の変化を、遠景とアップショットの切換え等々が望まれます。これらの変化を勉強するためには、クラブの撮影会に参加しコンテストに参加することです。共通の対象の中で、人々が選んだ題材は何か、仲間はどのような角度から撮影し、物語として纏めたか。撮影会の後で行われるコンテストは絶好の勉強の材料です。ご参考までに。

 

11. 越後の旅  高瀬 辰雄  14分00秒

日本アマチュア映像作家聯盟の本年度の総会が、新潟県の長岡で行われ、地元の会員の案内で、中越の豊かな自然と伝統、人々の暮らしの一端を垣間見た旅が出来ました。それを高瀬さん貪欲に取材し、早や半月後には作品に纏められました。

 

12. 3.11あれから7年 今被災者は語る  中村 幸子  9分55秒

7年前の東北大震災を題材として中村さんが作られた4作目の作品。但しその間タイトルも微妙に変わり、今回は4作目、「あれから7年被災者は語る」と変わっています。

それだけに題材も絞られて、今回は「よく纏まってきた。

あと一息だ」という意見が多かったようです。

しかし、今回の作品を拝見してその起承転結を考えますと、私はまだまだ検討されるべきところが残っているように思いました。「起」の部分が多いという指摘は避けられないでしょう、「承」をどこにするか(諸岡さんとの再会にするか、或いは私なら新年宴会の場を考えたいが)、「転」の場面転換は一番大事かもしれません。そして「結」は映像とともに「東北の地に受け継がれてきた明るく前向きな生き方・・・」というナレーションにつながれるのが理想的かとも思いました。しかし、いずれにせよテーマに比しカットの偏重、或いは不足は避けられないでしょう。

追加撮影にチャレンジされるか、作品の構成を変更されるか、一度ご検討を。

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